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【外銀サマー全落ちの28卒へ】夏と同じやり方で勝てますか?ゴールドマン・サックスと野村IBDに落ちた人の対処法
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【外銀サマー全落ちの28卒へ】夏と同じやり方で勝てますか?ゴールドマン・サックスと野村IBDに落ちた人の対処法
入住壽彦(TJ)/アルファアドバイザーズ代表
こんにちは、アルファアドバイザーズ代表の入住壽彦(TJ)です!
住友商事の主計部で会計・決算・予算・IRを担当し、ニューヨーク駐在を経て、プロジェクトファイナンス部で大型のグローバル資金調達を組成しました。その後、社費でシカゴ大学ブースのMBAに留学し、ゴールドマン・サックスの投資銀行部門(IBD)でM&AやIPOを担当。アルファアドバイザーズを創業して18年以上、8万名以上の就活・転職・留学をサポートしてきました。
今、こういう相談が来ています
「金融のサマーインターン、全落ちしました」
この秋、28卒からいちばん多い相談です。
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンは書類で落ちた。野村、大和、SMBC日興のIBDコースも最終まで行けなかった。何がだめだったのか分からない。秋冬の本選考に向けて、何をすればいいのか。東大、早慶、一橋、海外大。相談に来る顔ぶれはこうです。
話を聞くと、やってきたことも似ています。対策本を読んだ。Hirevueの想定問答を書いた。ガクチカはゼミとサークルと留学。きれいに整っています。整っているのに、落ちている。
先に言っておきます。東大早慶でも珍しくありません。恥ずかしいことでもない。ただ、原因は明確です。金融へのコミットが見えなかった。それだけです。
原因が明確なら、直せます。いちばんもったいないのは、直せるものを直さないまま、夏と同じやり方で秋冬に突っ込むことです。この記事は、そうならないために書きます。
落ちた原因は、はっきりしています
コミットと言うと、覚悟や熱意の話だと思う人がいます。違います。コミットは、行動の痕跡です。
毎日マーケットを見ているか。直近のM&Aを、買い手と売り手とアドバイザーまで言えるか。外銀や日系証券にいる先輩に、何人会いに行ったか。なぜ金融なのか、なぜ投資銀行なのか、なぜ商業銀行や運用ではないのかを、聞かれる前から自分の言葉で言えるか。全部、やったかやっていないかの話です。
面接官は、これを15分で見抜きます。私もゴールドマン・サックスにいたころ、学生の面接に入っていました。「金融に興味があります」と言う学生の、興味の中身は一問で分かります。「最近気になった案件は?」。ここで止まる人は、興味がある人ではなく、興味があると言っている人です。受かる学生は逆です。聞かれていないことまで話し始めます。なぜあの買い手だったのか、なぜあの値段だったのか。止まりません。
ESも同じです。「グローバルな舞台で企業の成長を支えたい」「ゼミで企業価値評価を学び、金融に興味を持ちました」。読んだ瞬間に、何も追っていないことが分かります。追っている人の文章には、固有名詞と数字が勝手に入るからです。どの案件を見て、どこに引っかかって、誰に話を聞きに行ったか。書こうとしなくても、書いてしまう。それが痕跡です。
サマーで落ちた人のほとんどは、能力で落ちていません。痕跡がなかっただけです。だから直せる。ただし、痕跡は一晩では作れません。今日から作るしかない。秋冬までの時間との勝負です。
「M&Aなら野村でいいのでは?」に答えられますか?
ゴールドマン・サックスの面接で、こう聞かれます。
「M&Aをやりたいなら、野村でいいのでは?」
「みずほも勢いがありますよね?」
答えられますか。答えがない人が落ちています。意地悪な質問ではありません。きちんと考え、きちんとリサーチしているかを見ているだけです。
これは金融に限りません。商社も同じです。なぜ商社か。なぜ銀行ではだめか。なぜメーカーではだめか。なぜ三井物産で、三菱商事ではないのか。学生でも、社会人の転職でも、聞かれることは同じです。シンプルな問いほど、適当さは必ず見抜かれます。
リーグテーブルを一度も見たことがない人が、「クロスボーダーのM&Aに携わりたい」と言う。野村にもクロスボーダー案件はあります。そこで会話が終わります。答えは、案件の中身、顧客の顔ぶれ、チームの作られ方まで本当に調べた人にしか出てきません。調べた人の答えは、短くて、具体的です。
面接では、「なぜ」が続きます。なぜ金融か。なぜ投資銀行か。なぜ外資か。なぜゴールドマンか。三回目までは、たいていの人が用意しています。四回目で止まります。四回目の答えは、本当に調べて、本当に人に会った人にしか出てきません。面接官は、そこまで聞くために、最初の三つを聞いています。
就活は比較:自分がだめなのではなく、周りが圧倒的にいい
適当に書いたESが、なぜ見抜かれるのか。きちんと書いている人がいるからです。
就活は絶対評価ではありません。比較です。自分がだめというより、周りが圧倒的にいい。同じ学年に、びっくりするほど準備している人がいます。大学1年生から毎日マーケットを追い、2年生で先輩に会い続け、3年生の春には「なぜ金融か」を一分で言える。アルファには、そういう学生が毎年来ます。彼らと同じ土俵に、「夏休みに対策本を一冊読んだ」人が立つ。結果は、面接の前に決まっています。
留学しているから勝てる、という話でもありません。留学経験があっても、金融、コンサル、商社に落ち続ける人はたくさんいます。外銀の面接会場では、英語も留学もGPAも全員が持っています。デフォルトです。その中でさらに競争がある。
外銀や商社に落ちた人は、ご縁がなかった、最終で惜しかった、と言います。受かっている人たちをアルファでたくさん見ているので、はっきり分かります。落ちる理由は、準備不足か、実力不足か、就活を舐めすぎか。そのどれか、または全部です。
内定に必要なのは、2つの掛け算です。
・1つ、きちんと準備すること
・2つ、準備してきた人たちの中で、どう際立つか
投資銀行も、総合商社も、外資コンサルも、この2つが揃って初めて届きます。掛け算なので、どちらかがゼロなら結果はゼロです。サマーで落ちた人の多くは、1つ目の時点で薄い。そして、1つ目を埋めただけでは、2つ目で負けます。アルファでは、この2つが揃っていないESは出しません。OKが出たものしか出さない。基準はそこです。
日系証券と総合商社を、滑り止めだと思っていませんか?
外銀に落ちた28卒が次に向かう先は、だいたい同じです。野村、大和、SMBC日興、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレーのIBDコース。それから総合商社。
ここを滑り止めだと思っている人は、秋冬でもう一度落ちます。外銀を受けた学生は、ほぼ全員が日系証券のIBDも受けるからです。つまり、夏に自分を落とした競争相手が、そのまま秋冬の会場にいます。商社も同じです。外銀落ち、日系証券IBD落ちの東大早慶が、商社に流れ込む。そこで落ちた人が、大量採用のコンサルで引っかかる。毎年この順番です。
日系証券も商社も、十分に狙えます。ただし、夏と同じ準備のまま行けば、夏と同じ相手に、同じ理由で負けます。
Hirevueは、面接ではありません
秋冬に外銀を受け直す人に、一つだけ。外銀のHirevueは面接ではありません。金融脳かどうかを数分で判定するスクリーニング装置です。ゴールドマンもモルガン・スタンレーも、面接に呼ぶ前に、レジュメとHirevueで9割落とします。見ている側は、同じ質問の動画を何百本も見る。だから最初の15秒で判定して終わりです。
金融脳は、結論、理由、数字の順で話します。2分あれば1分半で終わる。質問が同じでも、順番と速さで脳の違いが全部バレます。前日に「Hirevue よく聞かれる質問」を検索して原稿を書く人は、ここで落ちます。ぶっつけで金融脳になれる学生はいません。
夏がだめだった28卒へ。秋冬は、立て直し方で決まります
外資は、サマーからの採用で枠が埋まる会社もあります。厳しい枠があるのは事実です。ただ、チャンスがないわけではありません。秋冬に本選考をやる外資はありますし、日系証券のIBDコース、総合商社は十分に狙えます。
ただし、条件が1つあります。同じやり方を、1人で続けないこと。
夏に落ちたやり方で、秋冬にもう一度出せば、同じ結果になります。当たり前です。それなのに、ほとんどの学生がこれをやります。ESの言い回しを変える。もう一冊本を読む。Hirevueの想定問答を増やす。全部、同じやり方の延長です。
1人で続けるのが、いちばん危ない。自分のどこが薄いかは、自分には見えないからです。落ちた理由を、企業は教えてくれません。見抜かれた側は、何を見抜かれたか分からないまま次に行く。これを秋冬で繰り返すと、本当に行き先がなくなります。
SNSには、サマー落ちの不安につけ込む悪い大人もたくさんいます。1か月で外銀に逆転、の類は全部疑ってください。学生時代は、出会わなくていい大人と出会ってはいけません。
海外大のボスキャリ組も同じです。11月20日からのボストンキャリアフォーラムで外銀や日系証券、商社を狙うなら、英語はデフォルトです。見られるのは、やはりコミットの痕跡です。
もう1つ。秋冬で焦って、とりあえず内定が出たところに決める。これもやめてください。最初のステップで優秀な人と素晴らしい企業で働かないと、次のステップでその上には行けません。私の持論ですが、18年以上見てきて、例外はほとんどありません。一社目は、キャリアでいちばん大事な選択です。
秋冬は、立て直し方で決まります。何を追うか、誰に会うか、「なぜ」をどこまで掘るか、際立たせるのはどこか。順番があります。順番を間違えると、残り時間が足りません。
29卒、大学1・2年生へ。もう動いている人がいます
外資系投資銀行を目指す人は、大学1年生、2年生から毎日マーケットを追っています。29卒も、もう動いています。早く動いた人が勝っているだけ、という世界です。
「まだ2年生だから」は、金融では通用しません。サマーの選考は3年生の春に始まります。そのとき、2年間追ってきた人と、春休みに始めた人が並びます。どちらが受かるかは、面接の前に決まっています。
外銀が見ているのは、金融脳かどうかです。速さ、腹決め、数字への執着。これは本を読んでも身につきません。金融の人の近くにいて、同じ速さで考え、同じ基準で詰められて、初めて染まるものです。
だから一言だけ付け加えます。ベンチャーの長期インターンは、外銀も商社も一ミリも評価していません。やるなら、行きたい業界の先輩と働く機会を探すことです。金融で受かる人は、金融の人の近くにいます。
今すぐアルファに相談だ
サマーで落ちた理由がコミットの痕跡なら、直せます。ただし、直し方は人によって違います。マーケットの追い方が薄い人、なぜ金融かが言えない人、人に会っていない人、全部やっているのに際立たない人。どこが薄いかで、やることも順番も変わります。
アルファには、この立て直しの明確な方法があります。この記事には書きません。人によって処方が違うので、書いても使えないからです。相談に来てくれれば、どこが薄いか、何から始めるかを、その場で見ます。
今月から、アルファ道場の一部を「アルファ選抜コミュニティ」として開放しました。毎月若干名の募集です。まず体験したい方は歓迎です。ただ、その間に1か月、2か月と過ぎていきます。急ぐ28卒は、私が直接見る個別指導と並行するのが効率的です。秋冬の本選考は、待ってくれません。
受かっている人たちを、アルファでたくさん見ています。外銀でも、日系証券のIBDでも、総合商社でも、受かる人の準備は同じ形をしています。その形を、採用側の目線で一緒に作ります。
この数か月で、一社目が決まります。一社目で、その後の転職も、MBAも、年収も決まります。その数か月を、1人で、夏と同じやり方で過ごすのか。外銀、日系証券IBD、商社で圧勝内定したいなら、アルファ一択です。
著者
入住 壽彦(いりすみ としひこ/TJ)。アルファアドバイザーズ代表。慶應義塾大学法学部卒。住友商事(主計部、ニューヨーク駐在、プロジェクトファイナンス部)を経て、社費でシカゴ大学ブースMBA。ゴールドマン・サックス投資銀行部門でM&A・IPO等を担当したのち、アルファアドバイザーズを創業。18年以上、8万名以上の就活・転職・留学をサポート。
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アルファ代表TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。